飛騨街道の石仏 目次

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講座3 飛騨街道の文化とふるさと発見(飛騨街道の石仏)

はじめに

神通川とその支流 高原川、宮川の流域には越中東街道・西街道と呼ばれる街道が古くから通じ、街道に沿って生活を営む富山県大沢野町下タ地区、細入村と岐阜県神岡町、宮川村の集落が存在する。物資の往来とともに文化の交流によるさまざまな民俗文化財が遺存している。

この講座では街道に残る石仏、道祖神、庚申塔や三夜さま、お鍬さまなどの民俗行事を紹介し、ふるさと発見の気運をもりあげていきたい。

飛騨街道は現在、国道41号線として日々大量の物資、人員の移動の大動脈として機能していますが、一歩横道に入ればかっての旧道のなごりが点々として残っていて、先人の苦労や願望、祈りを偲ぶことができます。

目次

構成内容
(1)飛騨街道飛騨街道の歴史
物資の交流
2)道祖神道祖神(塞の神)
3)大日如来・不動明王大日如来と不動明王の由来
4)薬師如来・馬頭観音薬師如来と馬頭観音の由来
5)庚申塔・金毘羅さま庚申塔と金毘羅さまの由来
6)三夜さま(さんにゃさま)二十三夜の月待ち信仰
7)お鍬さまお鍬さま祭りと蚕神