「行者 寛明の石塔と寛明書の掛け軸について」  平井一雄

行者「寛明」について『とやま民俗№45』1994.6(平成 6 年)―村境の習俗・石造
物・「行者さま」のこと―と『北陸石仏の会研究紀要第 7 号』2004.12(平成 16 年)
―富山県東部に点在する行者「寛明」の石碑と名号軸――を報告してから 10
数年過ぎた。
その間、北陸石仏の会会員酒井靖春氏が平成 25 年、高岡市中田移田八幡神
社の北側にある石碑群の 1 基に、上から大日如来を顕す梵字があり、その下
に弘法大師の灌頂名の『南無遍照金剛』と、大きく刻字されている石塔を確認
された。

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