富山県富山市大庄(上新川郡旧大庄村)の石仏

常願寺川は古くから暴れ川として知られ、幾度も氾濫を繰り返してきた。特に
安政五年の地震に伴う2度の大洪水では、左岸の広い範囲に大きな被害をもたら
した。また氾濫による濁り水の流入によって各地で疫病が流行した。常願寺川の
堤防付近には、洪水によって流されてきた巨石が数多く残されている。またこの
地域には、水の安全を願う水神塔や洪水による犠牲者の供養塔がいくつも建てら
れている。

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